藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第21章 ♡Story68♡ 両家家族のご対面
「廉、」
「よぉ柊、見事に略奪してきたな(笑)」
「まぁね。」←
「しゅ、柊さん……(苦笑)」
(ちょっと待って……柊さんって、こんなキャラ……?)
「百合ちゃん、ジュースはなに飲む?」
「えっと……オレンジで!」
「……はい、オレンジジュース。」
「ありがとうございます。」
「……お前は、何が飲みたい?」
「え!えっと……」
「ワインでも飲むか。」
「そうですね。」
「ワインなんて大人ぁ……」
「百合ちゃんは未成年だからだめだよ(笑)」
「はーい(笑)」
「あ、ケーキもあるよ。食べる?」
「食べます!」
「じゃあ取ってあげるね。」
柊は切り分けられているケーキを手に取った。
「でっかい苺!」
「(笑笑)
じゃあ食べさせてあげるよ。はい、あーんして。」
「あーn.「おい(怒)」った、太輔!?
なんで食べるとこ邪魔するの!?」
「お前なに間に受けて彼女になってんだよ(怒)」
「えぇ……今は柊さんがかr.「今は俺の彼女なので、邪魔しないでください。」
「……(怒)」
「うおっ……久々にあのふたりの間に火花が……」
廉はワイングラスを持ちながら冷や汗をかいていた。
「おい小夜!なんでお前も満更でもなさそうに他の男とワインなんか飲んでんだよ!
普段は飲まねーくせに!」
「はっ……!主人に見つかってしまったわ……
もう私たちの関係も終わりなのかしら……」←
小夜は酔ってるのか、微妙に演技に入っていた。
「ああ終わりにしてやるよ!(怒)」
「うるせぇ旦那……汗」
(あくまでエアだし……)
「あれが修羅場……汗」
遠くから4人の光景を眺めていた陸。
「まさかエアってだけであんなに発狂するとは……汗」
「それだけ、大事ってことでしょ(苦笑)
てか百合ってさ……元々柊さんの隠れファンだったんじゃない?
彼氏に似てるし(笑)」
美香に関しては面白がっていた。
「北山先生ならまだしも、あの藤ヶ谷先生まで……(苦笑)
ある意味、九条が先生をああさせたのかもな……」←
「……は?」
首をかしげる和真であった。