藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第4章 ♡Story51♡ 九条和真
太輔side
百合が和真と公園にいる頃...
「今日はよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしく頼むよ。いやぁにしても、あの有名大学から
3人も来てくださるとはね(苦笑)」
「いえ、僕らはまだまだ浅いですから(苦笑)」
七華高校の先生方に挨拶中、丁度、百合の担任の先生だった。
「そう言えば、一昨年卒業した二階堂、貴方方の大学に行ったんでしたな(笑)
丁度私、二階堂高嗣の担任をしていたので。」
「二階堂の!偶然ですねぇ(笑)
実は僕、二階堂の担任なんですよ。」
「おやま!
それは何たる偶然(笑)」
「ですねぇ(笑)」
「二階堂の方は、ちゃんとやっていますかな?」
「成績はともかく、無遅刻無欠席ですからね!」
「アイツが紫鶴大学に行けただけでも凄いが......よく受かったものだな(苦笑)」←
「それは僕も思います(笑)」
「......。」
まさか、二階堂の元担任が百合の担任とは......(苦笑)
「厚木先生、」
「どうしましたかな?北山先生、」
「いやそのぉ......僕ら、一応玉森百合ちゃんと面識があるんですけど、
百合ちゃんどうしちゃったんですか?
なんか今朝、髪が凄いことになっている男子を追いかけていたんですけど......」
「いや私も、丁度教室に向かおうとした時に走る玉森とすれ違ってな(苦笑)
詳しいことは、よくわからないんだが......神城によれば九条がクラスに
馴染めていないみたいでな......それでちょっと、
志村と九条が衝突したみたいでね(苦笑)」
「て、徹平君が......(苦笑)」
(やりかねないといえばやりかねないけど......何でまた......)
「原因は、玉森にもあるらしいが......詳しいことはまだよくわからなくてな(苦笑)
それよりもまさか玉森が、九条を追いかけていくとはな......」
「......。」
「恐らく学校には、一応戻ってくるでしょう。」
「だと、いいっすね(苦笑)」
「......。」
(百合......)