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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第21章 ♡Story68♡ 両家家族のご対面


_玉森家


ちなみに太輔はこの日仕事であったが、百合達より早めに帰ってきていた。



「ただいま。」



「おかえり百合。」



「百合おかえり!特に何もなかった?」



「今のところ、赤ちゃんに異常はないよ!
でもね……」



「百合……どうした?」



百合に歩み寄る太輔。



「私、明日以降入院することになったの……」



「っ入院……?」



「うん。ほら……薬の服用って、赤ちゃんに悪影響でしょ?
だから……
それをできるだけ抑えるためにも入院しなくちゃいけなくて……」



「っ……そ、っか……」



「でも、私の体調次第でこっちに戻ってくることもできるんだ。
ただ、赤ちゃんを無事に産むためにはね……」



「……わかった。入院は、いつなんだ?」



「明日……」



「っそうなのか……」



「うん、だから荷物の準備しなきゃ……」



「っじゃあ、俺も手伝うよ……いろいろ、疲れてるだろ?」



「……うん、じゃあお願いしようかな……」



「わかった……階段、大丈夫か?」



「うん、大丈夫だよ?
まだお腹大きくなってないんだから大げさだよ(笑)」



「っいや……万が一階段のところで意識失ったら危ないし……」



階段に登ろうとする百合を支える太輔。



「ふふっ、すっかり夫婦ねあの二人(笑)」



「てか先生が心配症なんだよ(苦笑)」



「まぁいいじゃないか(笑)
にしても裕太、お前はいつまで太輔くんを先生呼びなんだ?」



「え……だって……先生は先生だし……」



「もうお前のお兄さんのようなもんなんだから、
お義兄さんと呼べばいいだろう(笑)」



「そう簡単に言わないでよー(苦笑)」



「今日の夕飯、呼んでみたら?(笑)
きっといいリアクションするわよ太輔くん♪」



「……(汗)」
(でも……試しに呼んでみよ……)




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