藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第20章 ♡Story67♡ 最後の文化祭
そしてそれから20分ほどで着替えが終わり、
生徒達は恒例の打ち上げの支度をしていた。
ちなみに百合は身体の体調を考え、そのまま帰ることになっている。
「あーあ……私も打ち上げ参加したかったなぁ……」
「一応クラスメート達も気を使ってくれたんだ……
その為にも、今日はゆっくり休め。」
「うん……ふわぁ……なんか、眠い……」
「一気に疲れが出たんだろうな……」
「今日の百合は頑張っていたもんね……家に着くまで、車で寝ていなさい。
家に着いたら、太輔くんに部屋まで運んでもらいなさい(笑)」
「はーい(笑)」
「……。」
「裕太は、諦めなさい(笑)」
「……(泣)」
「さて、人混みも大分少なくなってきたし、帰るか。」
「そうね、帰りましょう。」
こうして5人は車に乗り込み家に帰ることにした。
「さーて太輔くん、帰ったら飲むぞ(笑)」
「え……飲むんですか……?(苦笑)」
「貴方、ほどほどになさってくださいよ?」
「太輔……あまり飲みすぎないでよね?」
「「わかってるよ。」」
「夫婦がふた組みになってるよ……」
(ってか俺、虚しー……涙)←
_玉森家
「スピー……zzz」
家に着く頃百合は眠りについていた。
「シャワー浴びて寝て欲しいところだけど……無理に起こさないほうがいいか……」
太輔は百合を抱き上げ部屋まで運んだ。
そして部屋まで連れてきた太輔は百合をベッドへ寝かせた。
「よし、明日もゆっくり休んでいいんだからな、百合……」
静かに戸を閉め太輔は荷物の整理をするため借りている部屋に行こうとしたが……
「太輔くーん!ビールが冷えてるぞ!」
「父さん飲む気満々(苦笑)」
「最近裕太と飲むのも飽きてきたからなー(笑)」←
「それが息子に言うことか!」
「あ、はい、今行きます!」
(変に断れん……汗)
太輔は荷物の整理をやめ1階に降りていき3人でお酒の飲み明かしたのであった。
「すやぁ……zzz」
そして百合は布団に包まれながら気持ちよさそうに眠っていたのだった。