第20章 ♡Story６７♡　最後の文化祭

「っ団司さん……」



「……俺がもう少し、手が長ければ……届いていたかもしれないのに……」



「っそんなこと……元々、あれは私が家を出なければ良かった話なんです……
団司さん達は、ちっとも……」



「いや……どんな理由であれ、警官である以上……あんな事態は許されない……」



「っ……」



「あの時……怖い思いをさせて済まなかった……先生のもとに、
帰せなくて本当に済まない……」



「っそんな……気を重くさせないでください……あ、そうだ……」



「……？」



「もし、もしもですよ？
もし、私のお腹の子が無事に生まれたら……その子のことを、守ってくれませんか？」



「え……」



「もちろん太輔がいますから……大方心配はないと思うんですけど……
でも、やっぱり……心配なんですよね。二人だけを置いて、死んでいくの……」



「……。」



「だから……私の代わりに、太輔を……お腹の子を、支えてください……
警察官として、家族を守ってほしいです。団司さんや徹平さんには……」



「っ百合ちゃん……「おーい！一周回ったぞー！」……。」



「ありゃ……もう一周しちゃったみたいですね(苦笑)」



「みたい、だな……「早く早く！」バカ志村、うるせぇ！(怒)」



「……(苦笑)」



「……まぁ、当然のことだ……俺らが、守るよ……みんなを、この街を守ってやるよ……」



「ありがとうございます、団司さん(微笑)
団司さんと徹平さんは本当にいいコンビです。今までありがとうございます。」



「まだ気が早いだろ……」



「ですn.「はーやーくーっ！！」…「だからうるせぇっ！！(怒)」……(汗)」



こうしてふたりは戻ってきたわけだが……










「何お前ら親密そうに話してんだよ！」



「うるせぇよ……」



「……お前、スキあらば百合ちゃんを……」←「ちげぇよ(怒)」



「珍しく亮介がキャラ崩れてる……」



「あはははは……」
(似たような顔だなこの４人……まるで不良と警察版の……)






「このこの～♪」



「うるせぇチビ(黒笑)」←






「……。」
(藤ヶ谷先生と北山先生だ……汗)





改めて密かに思う陸であった。