藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第4章 ♡Story51♡ 九条和真
_とある公園
百合と和真は公園にあるベンチに座った。
「今頃、1時間目やってるところだね(笑)」
「......お前、ほんとよく笑うよな。
呆れるくらい......」
「一応芸能人ですから!☆」
「最後の星、ムカつく。」
「星だめ?(笑)☆はスターの証だよ!☆」
「また星かよ......」
「へへっ♪
ねぇ九条君、昨日ね?1年生の時の文集見つけて、集合写真で九条君見つけたよ!」
「あっそ......」
「まだ、よく思い出せないんだ(苦笑)
でも陸は、どっか覚えているような素振り見せてるのに......
なんで私は思い出せないんだろ(汗)」
「......それは、まだ7、8歳の時だからだろ。
もう10年も前の話だからな......」
「......九条君って、大人数でわいわいするのは苦手なの?
こうして二人で話しているときは、結構話してくれるじゃん!」
「......別に、信頼できる奴らとならよくつるむけど、
そうでもない奴は別にどうでもいいし......」
「信頼できる友達、か......確かにそういうことは大事なことだと思う!
でも、九条君はもう私達2年A組の仲間なんだから!
少しずつでいいから、クラスに馴染んでこ?」
「......俺には無理だ。」
「無理かどうかなんてまだわからないよ!
だってまだ2日目だよ?高校生活、まだ半分も過ぎてないんだから大丈夫だよ!
......大丈夫、私が保証する!」
「何が大丈夫だよ......根拠もねぇくせに。」
「大丈夫なものは大丈夫なの!
徹平さんとも、仲良くなれたらなーって思ってr.「無理だな。」...ですよね(涙)」
(今の感じで、仲良くはさすがに無理あるよね......)
「......なぁ、アイツ等警察官とかって言ってたけど、
なんで普通に制服着て学校に来てるわけ?
マジ意味わかんねぇんだけど.......」
「まぁ話せば長くなるけど、ざっくり言うと私用に特別配属された
ボディーガードみたいな人達!...かな?(苦笑)」
「......変なの。」
「へ、変ってひどいなぁ(汗)」
「一応理由付けは、なんとなくだけど分かった。」
「ならよかった!」