• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第20章 ♡Story67♡ 最後の文化祭


「……(睨)」



「ゆ、裕太くん……いい加減睨むのは……汗」



「そうよ裕太!」



「そんなんじゃ、太輔くんとの生活が不安だな……汗」



「……(汗)」
(普通だったらお義父さんとの関係に不安を持つもんだけど……
この家族は完全に義弟だな……汗)←





こんなかんだで各クラスの出し物は終了し、



七華祭恒例のフォークダンスの準備が始まった。








「あら?百合の姿が見えないわ……」



「てか、百合のクラスいなくね?どうしたんだろ……」



「そう言えば、そうだな……去年は普通にいたのに……」




『はーい皆さーん!七華祭毎年恒例のキャンプファイヤーイベント開催ですよー!
それでは点火!』



そして百合達の姿が現れることはなく、アナウンスが流れ木材に炎が点火された。



そして炎は一面に広がり暗くなっていた外をあっという間に明るくさせた。



「わぁ……綺麗ね貴方……」



有希子はすっかり見とれていた。



「……百合……」
(一体、百合達はどこに……)



『はーい皆さん!ここで踊ってくださーいというのが定番ですが
今年はちょっと違います!』



「……?」



『今年は一番盛り上げてくれた2年A組の皆さんに
先に踊ってもらうことになりましたー!』



「……どういう、ことだ?」



「あらー……百合、先に誰かと踊っちゃうみたいね(苦笑)」



「えぇぇぇっ!?」



「太輔くんよりショック受けてどうするのよ(苦笑)」



「だってぇ……(涙)」



「……(汗)」



『ではメルヘンな衣装に身を包んだ2年A組のフォークダンスをご覧下さいっ!』



「「「おおおっ!!」」」_ぱちぱち



大きな拍手と共に炎を囲むように登場するA組の生徒たち。



ペアとして白雪姫の美香と王子の玲、



ピーターパン役である陸はウェンディ役の女子生徒と、



さらに赤ずきんちゃんを演じていた団司はなぜか狼役の徹平と(笑)



そして百合のペアは安定の和真、ヘンゼルとグレーテルである。



「なーんで百合がばかずまとペアなんだよっ!(怒)」



「……(汗)」
(シスコン過ぎてついてけない……汗)

/ 564ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp