第19章 ♡Story６６♡　最後のお仕事、新しい命

「私は……産むよ？」



「っ……」



「確かに、初めて身体を交じ合わせた時は……そんなこと考えていなかった……
でも、ちゃんと理解しているつもりだよ？命を授かることが、
どんなことなのか……」



「……もし、私たちに赤ちゃんができたら、受け入れてくれる？」



「っ当たり、前だろ……沢山、可愛がってあげるつもりだよ……
百合とあの人の子供だ……当然だろ……」



「今の子供は、そういうことをわかってないのがほとんどだって思ってたが……
百合はそこまで馬鹿ではなさそうだな……」



「っ中居さんひどいですよ(苦笑)」



「どっちにしろ、これはお前たちふたりの問題だからな？
もし子供が出来たらってわかったら、ちゃんと二人で相談するんだぞ？
まぁ、お前たちなら大丈夫だろうけどな(苦笑)」



「ありがとうございます。今日にでも、話してみます。」



「そのほうがいい、まぁともあれお疲れさん。
引退しても大変なことがあるだろうけど頑張れよ。
俺らに相談だって、していいんだからな。」



「はい……ありがとうございます(微笑)」



「もし子供を産むことが決まったら、私に相談しなさい(微笑)
少しだけど、相談に乗ることはできると思うわ。」



「はい、その時はそうさせていただきます(微笑)」



「きっとふたりの子だから、可愛いかカッコいい子どもに育つんだべな(笑)」



「へへ……そうですね✩」←



「「「自分でも言うんかいっ！！」」」



















_クシュンッ！



「うおっ！
またくしゃみですか藤ヶ谷先生……汗」



「……一体、何なんですかね……」
(いったい誰だよ……汗)







太輔はくしゃみに悩まされながら自宅に戻るのだった。