藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第18章 ♡Story65♡ 久しぶりのデート
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
「んっ……好き……大好き、だよ……」
「俺も……大好きだよ……百合……」
これが、俺と百合が過ごす最後の夜かもしれない……。
あれから、どれくらいたっただろうか……
それなりに時間も過ぎたような気がする……。
「んぅ……またチュウ、して……」
「ホント欲しがるな……(苦笑)
てかそろそろ、休まなくて大丈夫か?」
「大丈夫、だもん……だって、
こうして過ごせるうちに色々やっておきたいんだもん。」
「……そんなこと言ってると、朝になっちまうぞ?」
「いいもーん!
やっと……太輔とひとつになれたんだもん……もっと、してほしい……」
「……俺の体力も考えろよ(汗)」
「……だめ?」
「っだめじゃ、ねぇけど……」
子犬のようにじっと見てくる百合、断らせないと言わんばかりの表情で、
また身体が熱くなる……。
「じゃあしt._チュッ…んっ…//」
俺たちは何度も身体を求め合い重ね合った。
何回見ても、飽きさせない表情と仕草……その全てが愛しくて、
時間を忘れてしまうくらい百合を抱いた。
「……はぁ、」
「はぅ……」
百合は枕に顔を埋める。
「大分、疲れたな……(汗)
てか、明日マジで大丈夫か……って、」
「もうその明日になってるよー」
「だったな(苦笑)
んで、無理しないで帰るか?」
「えぇ……せっかく来たんだからシーにも行きたいよぉ……」
「体力的に心配でならねぇんだけど……」
「っ大丈夫だもん!
午前中……午前中だけだったらいいでしょ?」
「……お前が、そう言うならそれでいいけど……
具合が少しでも悪くなったらすぐ言うんだぞ?」
「はーい……」
「えっと時間は……んげ、朝の3時……」
「とりあえず寝よー」
百合は裸のままで布団に入る。
「っおい!服着ないまま寝るなよ、風邪引くぞ。」
「太輔が抱きしめてくれたら温かいもん(笑)」
「ったく(微笑)」
太輔も布団の中に入り百合を優しく包み込み仮眠を取ることにした。