藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第18章 ♡Story65♡ 久しぶりのデート
ちなみに百合はサングラスと帽子を被っている。
「なんかザ・芸能人って感じ……」
「だって芸能人だもん(笑)
それに、柊さんの時みたいにパシャパシャ撮られるの嫌だし……」
「まぁそのほうがいいだろうな。」
「でもカチューシャは付けたい!」
「あんま目立つのはやめろよ?
てか、去年も買っただろ……それでいいんじゃねぇの?」
「いーや!新しいのがいい!」
「小学生か(苦笑)
まぁ、いいけどよ……」
_ディズニーランド
「よし、バザールいこ~♪」
「カチューシャだけだからな?ほかのお土産は帰りな。」
「はーい、ねぇ早く早くっ!」_ぐいっ!
百合は太輔の腕を引っ張り走り出す。
「っおい!急に引っ張るなよ!」
「デートって感じがしていいじゃん!」
「……はいはい(微笑)」
そしてふたりはカチューシャが売ってるお店へ…
「柊さんと来た時ねー、
ミニーちゃんのカチューシャを太輔につけたいなーって思ったんだよね(笑)」
「なんでだよ……(汗)」
「なんとなく(笑)
じゃあ太輔はこのミニーちゃんのリボンね♪」
「おい!何勝手に決めてんだよ……」
「いいじゃーん♪
私はね……」
「……俺に選択肢というものはねーのか。」
「うん、ない♪」←
「……。」
「私は……プーさんにする!
プーさん頭に乗ってて可愛いの♪」
早速試着する百合。
「あっそ……」
「プーさんといえばさ……羽生くんだよね!
そろそろフィギュアスケートやるのかなぁ……」
そして百合は最近羽生結弦くんにハマっている。
「かもな。」
(マジで俺に選択肢はねーのかよ……)
「羽生くんとお揃い~♪」
ルンルン気分でお会計に向かう百合。
「太輔もはーやーく!」
「はいはい……」
太輔も渋々ミニーちゃんのカチューシャを持ちお会計に向かった。