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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第17章 ♡Story64♡ 修学旅行


パレードも無事に終わり、あとはホテルに帰るだけとなった。




_バスの中



「はぁ……疲れたぁ!けど楽しかったぁ♪
百合、体調は大丈夫?」



美香は前の席から顔を出し、後ろに座る百合の様子を伺っていた。



「う、うん……でも、結構昼間はしゃいじゃったから……ちょっと疲れたかな……(汗)」



「おい、大丈夫か?」



百合の隣に座っている和真も少し心配そうに百合の顔を伺った。



「うん、大丈夫だよ……寝れば、また明日は元気になるから(笑)」



「……無理、しないでよね?
明日は午前中大阪城を見て帰るだけだけどさ……」



「大丈夫だよ(笑)
今日はちゃんと休むから!」



「……わかったよ(微笑)
九条くん、ホテルに着くまでちゃんと百合を見ててよね?」



「わかってるよ……」



「ついでに!百合に何もしないでよね?」



「……。」



黙り込む和真。



「そして、勝手に百合のスマホを取り上げて先生に見せつけLINE送らない!」



「……。」



「団司さんも、すぐ横で見てるんだからね!」



_じっ…「……。」



団司は和真に視線を送る。



「……(汗)」←



「バス出発するからなー!
ちゃんとシートベルトしろよー」





こうしてバスはホテルに向かった。ちなみにホテルまでは約30分ほど。




バスが走り出してわずか、



百合は疲れからか睡魔が襲い和真の肩に頭を乗せそのまま眠ってしまった。



「……。」_とん…



「……。」
(電車の時と一緒……)_チラッ



和真は視線を団司に向けた。



団司は……













「……(-_-)゜zzz」



寝ていた。



「……。」
(お前も寝てんのかよ……汗
ラッキーのようなそうじゃないような……)←



「……zzz」



そして熟睡してしまった百合、百合はスマホを持ったまま眠っていた。



「……また送ってやろ。」←



和真はまた百合からスマホを取り上げる。



「てか……もう何回も俺に取られてるんだから……ロックくらいかけろよな……(汗)」
(ホント危機感薄いな……都合いいけど。)←

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