藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第17章 ♡Story64♡ 修学旅行
「っちょ何すr._グイッ!…きゃっ!ちょ_カシャッ!」
和真は百合を自分のもとに引き寄せ、そのままシャッターを押した。
「……よし、上出来。」
「な、なにが上出来よ……(汗)
その前になんでわざわざ私のスマホで……って!何操作してんの!?
文字打ってんの!?」
_ニヤッ「どんな反応が来るかね(笑)」←
「めっちゃ悪い笑顔!
ってか太輔になに送った!?」
太輔side
たしか今日は、京都をフィールドワークだっけ?
「……ためしにLINE送ってみよ……」
太輔は百合にLINEを送ってみることにした。
『京都は楽しんでいるか?』
LINEを送って数秒、すぐ既読になった。
「既読になるの早(笑)
バスか何かで移動中か?」
だが、すぐ既読になったもののなかなか返信が来なかった……
「……まさか俺、既読スルーされたか(苦笑)」
不安になった矢先……
「まぁ、修学旅行楽しんでるならそれでいi._ピロリーン…?」
(百合からか?)
太輔はもう一度LINEを開いてみるが……
「やっぱり百合からか……っな゜!?」
太輔は思わず画面を見て固まった。その理由は……
LINE上には、なぜか笑顔の和真とびっくりしている百合の
ツーショット写真が添付されており、すぐ下のメッセージには……
『ふたりきりで清水寺を満喫なう♪
by.百合』
「っ……」
(どういう風の吹き回しだよ百合……怒)
思わずスマホを握り締める……。『痛いのです(´;ω;`)』by.太輔のスマホ
_ピロリーン「今度はなんだよ……(怒)ってまた写真!?」
またもや写真が送られてきて……
『京都は楽しいね♪』の文と一緒にまたもやツーショット写真。
今度はさっきより密着した状態で、お互いは頬をくっつけあっていた。
もちろんその時の表情はさっき送られてきたものと同じで
和真は笑顔、百合はびっくり顔だった……
「っまさか……これ全部、百合じゃなくて九条か?(怒)」