藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第15章 ♡Story62♡ 誕生日会
「ふふ…まだ驚いているようね(苦笑)」
「まぁ、俺らを見てれば……なんとなくわかるだろ?」
「今日は素敵な思い出にしたいからね(微笑)
今日はめいいっぱいおめかししてもらうよ。」
「ぇっと、あのぉ……(汗)」
「お前はいい加減状況を把握しろ(苦笑)
じゃあ、お願いします。僕たちは先に会場に行ってます。」
「「あぁ/えぇ」」
「じゃあ百合ちゃん、また後で!」
「3人に迷惑かけるんじゃねぇぞ。」
「っ太輔うるさい!」
こうして百合は一旦美咲らと共に別室に向かった。
「どんな風に仕上がるか楽しみですね!」
「そうだな。そう言えば、山田君は何を用意したんだ?」
「僕はヘアアイロンです。百合ちゃん、
お気に入りのアイロンで巻いているんですけど、こないだ壊れちゃって(苦笑)」
「それで新しいのを?」
「はい、同じものを買いました。ちなみに、
陸くん達百合ちゃんのクラスメート達は
手作りのでっかいケーキを用意しているみたいです(笑)」
「へぇ……なんかいろんな意味ですごいことになってそ(汗)」←
「そういう藤ヶ谷さんは、何を用意したんですか?」
「っ……秘密だ。」
「ちょっと!ずるいですよ!」
「……。」
一方百合のほうはというと……
「ドレスは、この雅さんがデザインしたやつね……」
さおりはせっせとドレスをコーディネートしていくが……
「せっかくのパーティーだし、
アップにして大人っぽくしたほうがいいと思うよ。」
「いやいや、ここは百合らしさ重視でツインテのままで巻いたほうがいい!」
美咲と隼人はヘアスタイルで揉めていた。
「……(汗)」
頭上で火花を散らす二人に冷や汗をかく百合。
「ちょっと二人共!一緒に決めたんじゃなかったの?」
「アップだ。」
「ツインテール!」
「アップ!」
「ツインテール!」
「絶対アップのほうがいい!」
「ツインテールだって言ってんだろ!」
「いい加減にしなさい二人共!!」
さすがのさおりもキレる(苦笑)
「……(汗)」