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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第12章 ♡Story59♡ 溢れる気持ち


_翌朝


「おはよう太輔。」



「おはよう、今日は学校なのか?」



百合は制服を着ていた。



「うん、明日は映画の撮影の続き。」



「そっか……無理、するなよ?」



「うん、大丈夫だよ(微笑)
ありがとう太輔。」



「……朝飯、できてるから……徹平くん達来る前に済ませろよ。」



「はーい」



ふたりは朝食を済ませ…







_ピンポーン


「時間的に徹平君達じゃないか?」



「そうだね、はーい。」
(徹平さん、まだ怒ってるかな……)



百合はドギマギしながらドアを開けた。



ドアの先には……



「はーい……」



「おはよう。」



「おはようございます、団司さん。っそれと……」



「はよ……あのさ、昨日……」



いつもどおり団司と少し気まずそうな徹平がいた。



「一昨日、酷いこと言ってごめん……つい……」



徹平は百合に頭を下げた。



「っいえ!無理なかったですから、気にしないでください……」



そこへ太輔もやってきた。



「おはよう二人共。」



「「おはようございます。」」



「百合、薬はちゃんと持ったか?」



「うん、大丈夫だよ!」



「二人共、百合がちゃんと薬を飲むよう見てやってくれないかな?」



「わかりました。」



「ちゃんと飲むし!」



「度々くすり嫌だーって言うからな……」



「了解っす。」



「っもう!ちゃんと飲むから!子供扱いしないでよね!?」



「まだ子供だろ。」



「なにをぉ!?」



「「まぁまぁまぁ。」」



「それじゃ、よろしくな。」



「はい。」



「なんで太輔はいつも子供扱いすんのよ……」



百合はゴニョゴニョと愚痴をこぼす。



「「……(汗)」」



「おい、そんなことしてると遅刻するぞ。」



「ふんっ!いってきます!」



「いってらっしゃい。」



「無駄に冷静なのがムカt._チュッ…っ!?」



「「っ!?///」」



太輔は百合の頬に軽くキスを落とした。



その突然の行動に徹平と団司は顔を染めていた。



「っ……///」



百合もすっかり固まっていた。



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