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進撃の巨人~Shangri-la~
第7章 ♯6
団長室を出た私は顔がにやけるのを抑えられなかった。
あんな至近距離にリヴァイが!
あのリヴァイが!兵長が!
しかも私をリヴァイ班に指名してくれるなんて!
私も役に立てる!やっと、彼の視界に入れた!
彼は私を覚えていないみたいだったけど・・・。
当然と言えば当然だよね、10年も前の話。
想い続けたこの気持ちは、明日からの訓練にぶつける。
忘れられたんだったら、新しい記憶を覚えてもらえばいい。
彼の足手まといにならないように。
決意を固めて布団に入った。
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