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Ko・Ba・Na・Shi♡【気象系BL】

第205章 リップクリーム


M「お疲れ〜ぃ。あれ? 大野さん、どうしちゃったの?」

О「…何でもない…」

M「ふーん…。じゃ、俺先帰るわ。翔さん、後頼むね」

S「智くん? そんな顔して…何かあった?」

О「何でもないもん」

S「何でもないって顔してないけど?」

О「翔くんには関係ないもん」

S「関係ないって…。いいから話して?」

О「…翔くんさ、なんで僕の貸して上げたリップクリーム、指で塗ったの?」

S「えっ、そ、それは、その…、一応テレビじゃん? だからさ…」

О「それでもさ、僕は塗って欲しかったんだもん。だって僕たち付き合ってるんだよ? それなのにさ…酷いよ…」

S「ごめん…。智くんの気持ちに気付かなくて…」

О「いいよもう…。翔くんは僕と付き合ってること、知られたくなかったんでしょ? だから…」

S「それは違うよ? 俺は別に…」

О「もういいや…。帰ろ? ごめんね、拗ぬたりして…」

S「智くん…。俺の方こそ、ごめん…」

О「もういいってば。それよりさ、僕お腹空いちゃったな。奢ってよ。それでチャラにして上げる」

S「うん。智くんがそれでいいなら…」

О「それともう一つ。キスして?」

S「ココ…で?」

О「うん、ココで…」

S「分かった。ん…」

О「ふふ、仲直り…だね?」



おわり♥
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