• テキストサイズ

Ko・Ba・Na・Shi♡【気象系BL】

第205章 リップクリーム


A「アレ? リーダーどうしたの、泣きそうな顔しちゃって…」

N「あっ、コラ、相バカ! 今触んじゃないよ」

A「えっ、なんでなんで?」

N「泣きそうに見えるだろ? でもアレ、怒ってんだから」

A「マジで? ってか、オレらリーダー怒らせるようなこと、何かした?」

N「してませんよ? 我々はね?」

A「σ( ̄^ ̄)?」

N「あのね、さっきの収録でさ、貸して上げたでしょ、翔ちゃんにリップクリームをさ」

A「ああ、うん。でもそれがどうして?」

N「あん時さ、翔ちゃん指で塗ったでしょ?」

A「うん。普通じゃない?」

N「まあね、確かにね? でもさ、それが大野さんにとっては大問題なわけよ」

A「待って、意味分かんない」

N「ああ、もお、、察しろよな…」

A「だって分かんないんだもん」

N「あのさ、大野さんとしてはさ、翔ちゃんに直塗りして貰いたかったわけよ」

A「ああ、そっかぁ、なるほどね」

N「漸くかよ…」

A「それでかぁ…。拗ねちゃったんだ、リーダー」

N「ま、そういうことですね。だから、下手に触んない方が見のため、ってこと。分かった?」

A「うん。分かった」
/ 657ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp