第168章 信じたいから…

M｢軽率、って言うけどさ、コレ絶対アンタ分かってて撮らせてるでしょ？ 違う？｣

N｢もうイイじゃん、それくらいにしといてやんなよ…。翔ちゃんだって疲れてんだし…｣

A｢そうだよ、ニノの言う通りだよ。翔ちゃんも疲れてるだろうし、それに…｣

M｢それに、なんだよ。ハッキリ言えよ｣

M｢大体さ、潤だってつい最近迷惑かけたでしょ？ その前は、ニノも…それに大ちゃんだって…｣

M｢そ、それとこれとは…｣

A｢違わないよ？ その度に、翔ちゃんがどんだけ頭抱えてたか、潤は知らないでしょ？ だから今回のことは…｣

M｢目を潰れ、ってか？ 俺には出来ない相談だわ、それ…｣

S｢皆、本当にゴメン！ でも、決して軽い気持ちでしたことじゃないんだ。…コレだけは信じてくれないか？｣

O｢軽い気持ちじゃない、ってことは…本気ってこと？｣

S｢智くん…｣

O｢ねぇ、ちゃんと答えて？ 本気なの？ どうなの？｣

S｢それは…だから、その…｣

O｢ねぇ、答えてよ！ オイラに分かるように、ちゃんと説明してよ…。じゃなきゃオイラ…｣

S｢…ほんと、ゴメン…｣

N｢それってさ、“本気”ってこと…なんだよね？｣