• テキストサイズ

Ko・Ba・Na・Shi♡【気象系BL】

第12章 ⭐愛を叫ぼう!【山の日記念♥】


S「智くん、さとくん、さとし…さとちゃん、はないな…」

O「何一人でブツブツ言ってんの?」

S「うおっ、ビックリした! いつからそこに?」

O「いつから、って…ちょっと前から?」

S「あ、そう…。もしかして、聞いてた?」

O「うん。オイラの名前で、ブツブツ言ってた」

S「(日本語ちょっとおかしいけど…)あぁ、そう。実はさ、俺ずっと安定の“智君”呼びなんだけどさ」

O「オイラもだよ? “翔くん”だもん」

S「そうだね? でもさ、ちょっと変えてみたくなってさ…」

O「ふ〜ん、で、どうなったの?」

S「いろいろ候補はあるんだけどね? どれもあんまりしっくり来ない、っつーか、なんつーか…」

O「ふ〜ん。あ、オイラはねぇ、“翔君”もあるし“翔ちゃん”の時もあるよ?」

S「ああ、確かにね? それってさ、なんか意味あんの?」

O「ふふ、あるわけないじゃん(笑)」

S「だよ…ね…。(聞いた俺がバカだった… )」

O「あ、でもね、一つ決めてんの」

S「何を?」

O「えっとね、オイラが“攻”の時は“翔”って呼び捨てするの。ほんで、“受”の時は…」

S「わわわ…、智君、それ以上は…!」

O「なに、ダメなの?」

S「ダメなの、ってあなた…。こんな公衆の面前で…」

O「えっ、オイラ“口臭”すごいの?」
/ 657ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp