第1章 ⭐不機嫌なアイツ
A「ちょっとちょっと?」
M「…なに?」
A「あ、もしかして不機嫌?」
M「朝っぱらからそのテンションで来られると…」
A「いや、だってさ。嬉しくない?」
M「だから何が?」
A「もぉ〜、分かんないかなぁ?」
M「…分かりたくないけど…」
A「だからさぁ、こうしてさ、二人でさ、朝を迎えるのって、なんか幸せじゃない?」
M「なんだそんなこと? 悪いけど、俺もうちょっとねるわ」
A「ひっど〜! いいよ、寝ちゃえばいいよ」
M「うん、おやすみ…」
A「…知らないからね、どうなっても…」
M「zzz…」
A「えいっ!」
M「ぬぉっ!!」
A「とうだ、これで決まり抵抗出来ないでしょ?」
M「zzz…」
A「くそっ、まだ寝るか? こうなったら…」
M「さ、寒い…」
A「ふふ、暑くなってきたとはいえ、エアコンガンガン効かせた部屋で真っ裸は、寒いよね?」
M「フ、フ、フ、フエーックション!」