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【薄桜鬼 トリップ】さくら玉
第5章 1864年 ー文久四年・元治元年ー 【前期】
まるで私という人間を見透かされているかのようで、
怖くもあり・・・
恥ずかしくもあり・・・
だけど、その空気が妙に心地よいものだから・・・
今日も山南さんの部屋へ向かう。
あの冷たさも少し癖になりそう・・・私ってドMなのかも?と思いながら。
山南さんの間抜けな顔をいつか見てやるんだなんて思いながら。
そして…もう少し瞳の奥を見てみたいと思いながら。
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