• テキストサイズ

【薄桜鬼 トリップ】さくら玉

第1章 季節はずれの桜の木


人生、死ぬまで何が起こるかわからない――とはよく言ったもので。


誰かが口にしてるのを誰でも一度は聞いた事があるんじゃないかな。

使い古されたその言葉は、実感が伴わなくて聞く度にスッカスカな気分になる。

結局、先人がどんだけ苦労して歴史を紡いでも、自分で経験しなきゃわからんことのが多いんだよね。

私に起こることなんてたかが知れてる。




…あのとき、あの瞬間まではそう思ってた。(マジでごめんなさい)
/ 294ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp