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ありがとう。

第2章 恋





部屋に戻り、携帯を手にした





一瞬迷った




それが、正直な気持ち





後で、後悔するかもしれん





でも、今は渋谷さんの傍におりたい




そう思い章大に電話をかけた







章大「もしもしー?あん、どうしたん?」



『章大・・・ほんま、ごめん。』



章大「んー?何かあったん?」




『あんなぁ・・・章大・・・』



章大「なぁーあん、俺から言うといてあれやけど、やっぱり辞めようか?」



『へっ?』


章大「今は、幸せにする自信ないねんなぁー。」




『章大?』




章大「自分に正直になりやぁー。じゃあね。」





そう言って、電話が切れた






章大は、気付いてたんやろなぁ





アホやなあたし






渋谷さんと付き合っていいんかな・・・






渋谷さんに、気持ち伝えよう




そう思って、渋谷さんの部屋のインターホンを押した





ガチャ・・・





『ちょっ・・・!!!!』




ドアが開き、突然抱きしめられた




『ちょっと!!渋谷さん?』



あたしの話も聞かずに、キスした





渋谷「入れ」



『は、はい・・・』





初めて入る渋谷さんの部屋・・・




『えっと・・・』



渋谷「アイス食うか?」



『は、はい。ありがとうございます。』







一緒にアイスを食べた





『あの・・・』



渋谷「なんや?」



『彼氏と別れました。』



渋谷「おん。」



『ほんまに、あたしでいいんですか?』



渋谷「お前が好きや言うてんやん」



『あたしも渋谷さんのこと好きです。』



渋谷「今さらなこと聞いてもええか?」



『はい・・・』



渋谷「名前、なんやっけ?」



『へ??』



渋谷「お前の名前、聞きそびれた。」



『小倉 あん。覚えといてくださいね?』



渋谷「あん・・・。敬語辞めろ。あと、すばるって呼べ」



『は、じゃなくて・・・うん』



渋谷「呼べ」



『へ?』



渋谷「あん・・・」



『すばる・・・』




そう言うと、キスされた





何度も・・・




そして、一つになった
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