• テキストサイズ

【R18】狼彼氏(仮)

第1章 アンタ誰?


まともな副会長さんだと更に良い!


まぁ、この人と比べたら皆まともになっちゃうか…。


「それでその副会長さんはどこに?」


早く会ってみたい。


「あー、今は居ねェよ」


「はい?」


「あいつ今部活の遠征に行ってんの」


「遠征…ですか」


「そそ。

結構勝ち進んで、今どっか大きな大会の真っ最中」


大きな大会…。

「だからしばらくは帰って来ねェよ。

ま、負ければ別だけどな」


「縁起でもないこと言わないでくださいよ」


「はぁ?別に良いだろ。

あいつはそんな簡単には負けねーよ。



それとも何か?会いたいか?」


「あ、会いたいって誰にです?」


「烈に」


「烈?」


「副会長だよ」


「まぁ…興味はあります」


会長は仕事しなさそうだし、多分その烈さんがやってるんだろうな。


「おい、なんか失礼なこと考えてねェか?」


「否定はしません」


「あ?」


「肯定もしません」


「何だよ、それ」
/ 176ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp