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【R18】狼彼氏(仮)

第20章 おまけ


とある日の生徒会室。


そこに居る生徒は3名。


「コーヒーと緑茶入りましたよ」


生徒会会計である1年月本美織。


「ありがとうございます」


生徒会副会長、書記兼務、3年櫻井烈。


「あぁ」


生徒会長、3年一路星夜。


そしてこの人こそが私の想い人。


肉食系な、狼彼氏である。


「そういえば、どうして私を生徒会に入れてくれたの?星夜さん」


「あ?」


特別入試成績が良い訳でもなかったのに...。


「良いだろ、そんなもん」


フイッと顔を逸らされてしまった。


「気になる!」


前に烈さんが教えてくれようとしたけど、やっぱり星夜さんに聞いてって言われたんだ。


それからずっと気になったまま。


流石にもう気になって仕方なさ過ぎる。


「さーな」


「教えてくれても良いじゃん」


目を合わせることなく、コーヒーを飲む星夜さん。


むぅ...と頬を膨らませる。
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