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SUMMER DAY!-私の最低で最高な1日-

第4章 結


木々を打ちつける雨音と、合間をぬって舞い散る雨粒。

その中心で見る色とりどりの光を、何よりも美しいと思った。
私にはとっては、世界で一番素敵な大輪の花。

「……ぐすっ……ありがとう……」

泣き虫だなって、充くんの掌が頭に乗る。

「浴衣、似合ってる」
このタイミングで、堪らなく嬉しいこと言ってくれちゃうの。
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