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恋愛診察
第5章 会えない分の愛を
「貴女の好きな人は?」
産まれて初めてキスされて
ドキドキがピークの今。
二宮さんは私の肩に手を置いて
ずっと私の目を見てます。
「あおさん?」
その声に、私は一体どれだけやられてきたのでしょうね。
どんどん顔の距離が近づいて。
「二宮さんです」
「よろしい」
可愛く笑って、女の私が羨ましがってます。
「二宮さんの・・・好きな人は?」
二宮さんは、どう言ってくるのかな。
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