第1章 出会いは遊園地にあり
今、ものすごくドッと疲れてます。
そして、周りに、超超大人気アイドルグループの、嵐さんがいるにもかかわらず・・・
テーブルに頭つけてます。
テーブルさん。私の疲れを吸収しておくれ・・・。
「あお」
ドアの開く音がして、知恵ちゃんと男の人が入ってきた。
多分、スタッフさんかな。
「今日はありがとう、あお」
「本当に感謝しています」
二人が頭を下げた。
なんか、気難しくなる。
「いえいえ、こんなむちゃくちゃな方法ですみません。皆さんにも」
そう言って方向転換。
立って、謝ろうとした・・・
あれ?