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第12章 小悪魔さんと子猫さん
「デート、ですか!?」
『そ。寂しくさせた償いで』
「で、ですよね。どこ行くんですか?」
『それはもちろん・・・』
間をあけて和也君が言った。
『のぞみ遊園地でしょ』
私達が出会った場所・・・
全ての始まりだった場所・・・
「今度の木曜日、ダメですか?」
『いいですよ』
今思えば、芽衣に感謝しないといけない。
水曜日の日、芽衣から突然連絡がきた。
『明日遊園地行こう!』
木曜日にしたのは、
私がそこまで考えているからってこと
和也君はわかってくれたでしょうか。
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