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第10章 今日で昨日にさようなら
「葵ちゃん!」
そのあとも、私は最低な行動をとった。
走って部屋を出て、
来た道をひたすら走った。
和也君から
私は逃げた。
涙が止まらない。
知恵ちゃんの前で、一旦止まった。
隣にいた櫻井君とも目が合ったけど
何も言えない。
「あお!?」
「どうしたの、葵ちゃん」
心配してくれる知恵ちゃんと相葉さん。
横で目を伏せてる櫻井君。
私は今
何人の人を傷つけて
迷惑をかけたでしょうか。
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