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第8章 欲しいものは欲しい
和也君に腕を引かれて
机の横に座らされた。
「?」
「・・・ふふっ」
「なんですか」
いきなり笑い出すんだもん
調子狂ってはしまいますよ。
「このあと、バイバイでしょ?私たち」
真剣で
優しい目になって
和也君が言った。
「そうですねぇ」
時計を見て呟く。
「寂しい?あおさん」
顔を覗いてくるその顔、
また、熱くなる・・・。
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