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第7章 過去と未来のお話
まだお昼だと言うのに、
こんな調子。
唇が離れたかと思えば
「わっ!」
舌で口の横を舐められた。
顔を離して、にやりと笑う和也君。
「ふふっ、お菓子付いてる」
「危険ですね」
「妬かせた仕返しですよ」
「敵わないです」
その
顔、声、全てが
私をドキドキさせるんです。
「戻りましょ」
体を離してそう言うと
和也君はしょんぼりとして頷いた。
おかしくなりそう。
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