第3章 共同作業。
何か打開策を…
あ!!!
「やべぇ!も、漏れそう!ト、トイレ行って来る!!!!」
私はそう叫ぶと
シャワー室から飛び出した。
うぉぉぉ。どうしよう。
水泳終わったらシャワーって普通だから…
これからずっとこれなわけだろ!?
毎回トイレでかわす事も出来ないだろ!?
やっぱり私が水泳部入るって
いろいろ無理あるでしょ!
あぁー!!!
どうしよう。
あぁぁー!!!!
私はその辺の木陰で頭を抱えていた。
「…おい。」
その突然の声にびっくりして立ち上がる。
ゆっくり振り返ると、そこには遙先輩が立っていた。
「は、は、は、遙先輩!!!どうしたんですか!?」
「真琴と渚がお前がいなくなったって探してるから探しに来た。」
遙先輩は相変わらずの無表情でそう言った。
「あ。そうっすか!戻ります!」
「…。」
私は急いでその場を後にすると
急いでシャワー室に入り、シャワー室の鍵を閉めた。
そして、急いでシャワーを浴びた。