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緋寒桜散り行く日陰。☆Free!

第3章 共同作業。


私の手は七瀬先輩から強くはじかれた。

「あ…すいません。」

余計なことしてしまったかな?


「あ、ち、違うんだ。」
七瀬先輩はめずらしく動揺している様子だった。


七瀬先輩は慌てて網を拾うと
再び網をコンロの上に戻した。


「ほらぁ!ハルちゃんだって動揺してる!女の子だと思ってるんでしょー!」

葉月くんはそう言ってこちらに駆け寄ってきた。

「渚っ!いい加減にしろ!」
橘先輩もワタワタとした様子でこちらへやってきた。


「ねぇ!楓ちゃん!どうなの!?」


そう言って葉月くんは私の顔をじっと見つめた。



見抜かれてる!?
やばい…どうしよう…!?


…でも…





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