第8章 プレゼント
大野side
もう欲望は止まらなかった。
「ほら…扱きながら自分の後ろに指入れて…?」
もう片方の手をスカートを捲り上げて、潤の後ろに触れさせる。
「指が三本入るようになったら、ご褒美やるよ」
「ほんと…?」
朦朧とした目を俺に向けると、潤は微笑んだ。
口の端から唾液が綺麗な線を描いてシーツに零れた。
「あっ…あう…さと…ご主人さまぁ…」
後ろに回って潤の指にオイルを垂らすと、容易に指は飲み込まれていった。
暗い興奮が湧いてきて、異様に昂ぶった俺はスエットを下着ごと脱ぎ捨てて潤の頭に跨った。
「潤…」
潤の顎を導くと、中から赤い舌が出てきて俺の先端をチロリと舐めた。
「あっ…」
それだけで身体を痺れるような快感が走る。
俺も凄く感じやすくなってる。
潤の口をこじ開けて猛りを無理やりねじ込んだ。
「んっ…うっ…ふっ…」
苦しそうに、でも嬉しそうに俺を飲み込んでいく潤の口元を見ていたら、すぐにでも出したい欲が止まらない。
ごまかすように潤の胸に手を伸ばし、縫い付けてある白いエプロンの上から、尖りを探しだしてぎゅうっと掴む。
「ふっぁっ…」
白濁がシーツに乱れ飛んだ。