第7章 マスキングテープ
大野side
潤の中で出すわけにはいかないと、なんとか堪えて潤の腰に向かって熱を放った。
でも…
全然収まってくれなくて…
手の中にある潤が放ったものをティッシュで拭き取ると、潤の身体を起こした。
中途半端に羽織っているシャツの間から手を入れて、腰を掴むと潤を窓に押し付けて、身体を密着させた。
「やっ…何するの!?」
「ごめん…まだ足りない」
耳元に囁くように言うと、潤の蕾に俺を押し当てた。
「だめっ…イったばっか…」
最後まで言わせないですぶりと潤の中を突き上げた。
「あああっ…智っ…だめっ…」
「ほら…外から見えるかもね…潤が喘いでる姿…」
「いっ…いやぁっ…智やめてっ…」
窓に押し付けた手に力が入る。
同時に中がぐうっとうねって俺を締め付けた。
「うっ…あっ…凄い…感じてる…?潤…」
首筋に顔を埋めて筋を舌で辿りながら囁くと、一層中がうねった。
ぶるっと潤の身体が震えたと思ったら、潤んだ目で俺を見上げた。
「いじわる…しないで…?」
そんな目で見られたら…もっといじめたくなんだろうが…
俺は潤の右足を抱え上げてもっと窓に身体を押し当てた。