第6章 マグネット

松本side

指でそこを弄られたまま
中心を熱い口の中に含まれて…舌が絡んで舐められて…

気持ちよすぎて…下半身が震える…

「あっ…あぁっ…も…イっちゃ…んぁあっっ…」

ちゅっと先端を吸われた瞬間に
大野さんの口の中に熱を吐き出してしまった

「あ…ごめ、なさ…出してください…」

絶頂の余韻で力の入らない腕で
ベッドヘッドのティッシュを取ろうとすると

ごくっ…と音が聞こえた

「ちょっ…え…っ」

慌てて大野さんを見ると
口元を手の甲で拭っていて…

顔が真っ赤になるのがわかった

「気持ちよかった…？」

抱き締められて耳元で囁かれる…

「…は、い……」

素直に言うとふふっと大野さんが笑って…
その吐息がまた体を熱くした…

太ももにズボン越しの大野さんの中心があたる…
布越しなのにわかるくらい熱くて大きくて…

吐き出したばかりなのに
また俺の中心も勃ちあがる…

「松本くん…」

「大野さん…」

自然と視線が絡むと
大野さんが腕を解いて自分のズボンを下ろした

俺の足を抱えあげて熱いそれが蕾に押し付けられる

「いい…？」

小さく頷いて手をぎゅっと握った