第21章 旅立ち 〜departure〜
雅紀の顔を覗き込むと、期待した潤んだ瞳が俺を見ていた。
「雅紀...今日は、イクよりもっとイイコト、シよっか?」
そう笑うと、雅紀は一気に不安そうな怯えた顔をした。
「イクより、もっと??...って...翔、何する気なの...??」
......雅紀、分かってるじゃん。
ほら、俺さ、探求心っていうの??
旺盛じゃん♪
気になったら、試してみたいわけ❤
まあ、泌尿器科ではないけど~?
そういう現象がね??
あるならこの目で見てみたい...だから...
「雅紀~...俺に協力してくれるよね??」
「きょ、きょ..協力って、いったい...」
↑可哀想に...もうなんか、気付いちゃったね~(^^;
「大丈夫!痛いことしないし...雅紀が気持ちいいことだから...心配しないで...」
「...心配っていうか...俺、何すんの?」
流石は優秀な看護師さん❤
「...雅紀...潮吹き...って知ってる??」
「えっ??」
俺の言葉に、雅紀は一気に真っ赤になった。
「...しお..ふき...ってさ...」
首まで真っ赤になって動揺する雅紀が可愛い...
「雅紀がもらって来たDVDにあるのは、潮吹くの、女の子でしょ?」
↑そんなDVD二人で観てたんかーい///
「雅紀も、出来るんだよ?」
「えっ??...俺が??」
「そう♪男もできるんだ...あ、正確に言うと、出来るらしい...やり方教わってきたからさ、やってみたいんだよね~...」
俺の上目遣いに、怯える雅紀...でも...
「お願い❤❤」
......ハート❤二つも付けちゃったし(^^♪
きっと雅紀は断らないよ...
困った雅紀の直を見ながら、俺は返事を待っていた。