第8章 修行開始
ミ「ルミちゃん、朝ごはん出来たからいらっしゃい。」
私は、疲れのせいかいつの間にか二度寝していたようで、ミコトさんに起こされた。
『おはようございます!ミコトさん。』
私はすぐに起きると、朝の挨拶をしてミコトさんのあとをついていった。
『おはよう!』
すでに食卓についていたイタチに挨拶をする。
「おはよう。」
イタチもにっこり笑って挨拶を返してくれた。
私がイタチの横に座ると、ミコトさんが私たちの正面に座った。
「『いただきます。」』
手を合わせて、そろってそう言うと朝食を口に運んだ。
献立は、胡瓜の漬物、茄子の味噌汁、鯖の味噌焼きとバリバリの和食だった。
私は、茄子の味噌汁をすすりながら、これってカカシの好物だったよな~、なんて考えていた。
ミコトさんの作ってくれたものはどれもおいしく、私は残すことなく全てたいらげた。