第7章 サスケ
『たにょしみだね、いちゃち!』
私は今日、両親が任務で、1週間振りにイタチに預けられていた。
「うん。楽しみだ。」
イタチはそう言って頷く。
今日はミコトさんがイタチの弟を出産するために、木葉の病院に行っているため、イタチと二人でお留守番だ。
私は、赤ちゃんが生まれて来るのが楽しみで仕方なく、さっきから同じ言葉を繰り返している。
いつもイタチに預けられたときは手裏剣を教えてもらっている私も集中できるわけがなく今日は二人でそわそわしていた。
フガク「イタチ、病院に行くぞ。…ルミもくるか?」
そわそわしていると、突然襖が開いてフガクさんが顔を出した。
ミコトさんの出産が終わりイタチを迎えにきたようだ。
私も連れて行ってくれるようで、返事をする前に抱き上げられた。