第30章 中忍試験
私は家につくと明日について考えた。
(いっそ、私が中忍試験参加しないで受験出来なくする?)
そうすれば大蛇丸にサスケが呪印を刻まれることはないはずだ。
(でも、そうすると物語の大切な部分に支障が出てしまう。)
私はネジやサクラ、その他色々な人が中忍試験で必要な成長をすることを思い出す。
(それに、大蛇丸がサスケを襲うタイミングが分からなくなる。それは一回目に呪印を防いでもか……)
私は、大蛇丸がサスケをあきらめない限り、呪印を防がなければならないことに気づく。
(だったら、原作道理に襲ってくる一回目で、大蛇丸にあきらめてもらうのが一番いいか。)
私は、ようやくこの先の行動が決まった。
7班がバラバラにならないためにすることは決まった。
後は、作戦がうまくいくかにかかっている。
私は、決意を固め、明日の準備をするとベットに横になった。
翌日、私たちは試験会場に来ていた。
サクラはやはり昨日と同じで元気がない。
私は、サクラを励まそうと思ったが、今は何を言っても意味がないと気づいて黙ってとなりを歩いていた。