第26章 木登りとサクラと修行

「ギャー！」


タズナの家についてしばらく、ナルトとサクラの声が響いた。

カカシのマスクを下ろそうとしていたナルトとサクラは急に目覚めたカカシに驚いていた。
私は、マスクのしたが気にはなるが、無駄だろうと諦めて見ていた。

「あら、カカシ先生、起きたの？」

部屋に入って来たツナミがそんな二人とカカシを見ていった。


目覚めたカカシは何か引っ掛かってるような顔をしている。



サｸ「バカ！もっとうまくやんなさいよ。もう少しでマスクの下見れたのに」

サクラが小声で話しているのが聞こえた。



カ(何だ、奴は死んだというのに…、この言い知れぬ不安感は…。

重大な…何かを見落としている気がする。
何かが変だ。まさか……オレとしたことが見落としていた！？)

「どうしたんだってばよ！先生？」



カカシの様子が気になったのかナルトが話しかける。

「ん？あぁ…死体処理班ってのは殺した者の死体はすぐその場で処理するものなんだ…。」

カカシがナルトとに話す。

サｸ「それが何なの？」

カ「分らないか？あの仮面の少年は再不斬の死体をどう処理した？」


サｸ「知るわけないじゃない！だって死体はあのお面が持って帰ったのよ！」

カカシの問にサクラが答える。

カ「そうだ。殺した証拠なら首だけ持ち帰れば事足りるのにだ。

それと問題は追い忍の少年が再不斬を殺したあの武器だ。」

サｽ(…ただの千本……）
「………まさか…！」

サスケがカカシの言いたいことに気づく。



「あーあ…、そのまさかだな。」

カカシの言葉に、サクラとナルトはハテナを浮かべる。