第22章 第7班
そして昼休み、私はいつものようにサスケと弁当を食べていたが、ふと、これからナルトがやって来て起こす出来事を思いだし、トイレへ行くとその場を離れた。
(あれは、この班に必要な出来事だろうからな~)
私はそのまま教室へ戻ると、サスケのもとには戻らずに七班のメンバーが戻って来るのを待っていた。
ようやく戻ってきた三人は、私の近くまでくるとまとまって座る。
あれだけこの班を嫌がっていたナルトもしっかりまとまって座るところは素直だ。
少しすると、それぞれの担当上忍が現れ、少しずつ教室にいる人数が減って行く。
私は、原作通りに行けば自分の班の担当上忍はまだまだ来ないな、と考えて机に突っ伏して寝ることにした。
「っだぁぁ~!遅い!遅いってばよー!
何で俺れ等の先生だけこんなに遅いんだってば!」
私は叫び出したナルトの声で目を覚ました。