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第22章 第7班


私はサスケとナルトの事故が見られなかったことを少し残念に思いながら、イルカ先生が来るのを待っていた。


しばらくするとイルカ先生が教室に入ってきた。

ようやく、合格者の説明会が始まる。

「あー、これからの君達には里から任務が与えられるわけだがー…」

イルカ先生が説明を始めた。


「今後はスリーマンセル、またはフォーマンセルの班を作り、各班ごとに一人ずつ上忍の先生が付き、その先生の指導のもと、任務をこなしていく事になる。」

そのあと、班はこちらで決めたと言うイルカ先生にブーイングが起こるがイルカ先生は無視して班を
発表していく。

そして、次は七班の発表。


私は心の中でこの班になれるようにいのる。


「次、7班。この班はフォーマンセルだ!
春野サクラ、うずまきナルト、それと…うちはサスケ、そして、流以上の四人だ!」


7班構成が発表され私はガッツポーズする。
だが、ナルトは納得が行かないようだった。


「イルカ先生!よりによって優秀なこのオレが!何でコイツ等と同じ班なんだってばよ!せめて片方だけにしてくれってばよ!」



ナルトはサスケと私を指差しイルカ先生に文句を言った。


「サスケは卒業生27名二番の成績で卒業。ナルト…お前はドベ!首席のサスケと、頭の良いサクラが同じ班じゃなきゃ、班の力が均等にならないんだよ!そして、卒業生一番の成績で卒業した流はそれでもほかの班と差が出るかも知れないから保険としてこの班に入れた!」

イルカ先生が捲し立てる。


「フン…せいぜいオレの足を引っ張ってくれるなよ、ドベ!」


サスケがナルトを馬鹿にする。

「何だとォコラァ!!!」


ナルトが言い返して喧嘩が始まる。


『まぁまぁ、本当の事なんだからそんなに怒るなって!』

私はそう言ってナルトの肩をたたいた。


「午後から担当の上忍の先生を紹介するから、それまで解散だ!」

騒ぎ出した私たち七班を無視して、イルカ先生はそれだけ言うと教室を出ていった。
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