第5章 ゴールデンウィークの予定は
下着を下げれば勢いよく飛び出してくる陰茎。
お腹にくっつくくらい勃ち上がったソレにそっと指を這わせ、そのままぱくりと口の中に頬張った。
男の人が気持ちいいと言われている部分を重点的に舌で舐めながら根元を手で扱く。
気持ちいいのかぴくり、ぴくりと陰茎は動き、息を詰める声が頭上から降ってくる。
咥えながら月島くんの表情を見れば頬を少しだけ赤く染めた彼と目が合った。
「その表情…エロいね…たまんない…」
そう言うと、月島くんは私の口の中から陰茎を抜き出す。
そして、枕元にある引き出しから箱を取り出すと中から避妊具を取り出し私に渡す。
「付けてよ。」
そう言われた私は戸惑った。
だって…
『付けたこと…ない…です。』
「じゃあ、見てて。」
そう、月島くんは言いながら銀色の袋の封を開け中身を取りだすと自分のモノに装着し始めた。
避妊具をつけ終わった月島くんは私の方に手を伸ばし、脇の下に手を差し入れたかと思ったらぐいと引き寄せられ、月島くんの身体を跨ぐようにして座らせられていた。
「自分で挿れて、動いて…」
『や…恥ずかしい…』
そう、言葉を溢すと月島くんはため息を吐く。
「じゃあしない。」
そう言い放った月島くんの目はとても冷たかった。