第17章 side HAIBA LEV
俺を欲しがっている梢が見たい。
そう思って今日は少し意地悪した。
でも、ただ欲しがるだけじゃないんだよな…
梢は…
艶かしい目線を俺に向けたあと、梢は身体を低く…まるで猫が伸びをするようにしならせると、俺のベルトに手をかける。
かちゃり、かちゃり。
浴室内に金属音が響く。
ベルトが取れるとボタンを。
そして、ジッパーを…
と思ったら、梢はおもむろに顔を俺のチノパンに近づけ…
かちり。
器用に舌を使いジッパーを立たせ、俺のほうを見ながら歯で少しずつ下げていく。
少しずつ左右に広げられていく布地と期待する瞳。
広げられた布の中心にはボクサーパンツに窮屈に収まる俺のモノ。
梢は、ぱんぱんに膨れた俺のモノを下着越しにべろりと下から舐めあげる。
そして、下着の端を唇で挟み下に下げると、ぷるんと勢いよく俺の肉棒が飛び出した。
待っていたかのように梢は俺の陰茎に頬を寄せ、ちゅっと軽く音を立て口づけながら、笑う。
おもむろに膝立ちになった梢。
自分の下着をずらすと、そのまま俺の起立したモノを支え、自分のナカに導いた。