第14章 旅の終わり。
『ん…』
ふと目覚めれば体が重い。
何…これ…
重たい瞼を無理やり開いて見たものは、白銀ストレート。
振り返れば月色のふわふわくせっ毛。
2人とも私を抱きしめるようにして眠っている。
そうだ。
私2人に抱かれて…
遠くに見える時計は5時半を指していた。
夜中まで交わった体は汗と体液でベタベタ。
さすがにお風呂に入りたい。
それにさっさと準備をしてぎりぎりまで寝ていたい。
しかしそれをしようにも2人の腕は絡みつきどうやっても外れない。
仕方ない…起こすか。
『すいませーん。おはようございまーす。』
…起きない。
『リエーフくん、月島くん、起きてー。』
「ん……」
あ、リエーフくんがもぞもぞしてる。よし、出れるかな?
なんて思っていた私。
リエーフくんの手は離れるどころか私の胸を揉んでくる。
朝から元気だなぁ…
いやいや…離してほしいんだけど…
『リエーフくん離してー。』
「…?梢?」
リエーフくんの眉間にぐっとシワが寄る。
ごめんね?眠いよね。
『おはよ。シャワー浴びたいんだけど…』
うすーく目を開いたリエーフくん。
少し緩んだ腕から抜け出し体を起こす。
そんな私を見ながらリエーフくんは1秒、2秒私を凝視する。
「や。」
リエーフくんは起き上がった私の体を正面からぎゅーっと抱きしめ、あろうことかしっかり胸を刺激し始めた。
『あんっ!ちょっとリエーフくん?』
「きもちー?」
片手でやわやわと揉みしだきながらもう片方の手は下の尖りを優しく撫でる。
私が嫌がらないからかリエーフくんの手はどんどん大胆になる。
強弱をつけながら陰核を指で弾くから、腰が疼く。
『ね、リエーフくん…やめて…』
「やめていいの?」
リエーフとは別の甘い声が耳にかかると同時、私の膣口が広がる感覚がした。