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Loveyourself ~君が嫌いな君が好き~【気象BL】

第12章 ☆櫻井翔HAPPYBIRTHDAY☆


Sside

 
家出るときに電気消し忘れたのだろうと思い、リビングへと足を運ぶ。そのとたん。


「翔ちゃん、誕生日おめでとーーーー!!!」

  
パァァァァァン


人の声、そしてクラッカーの音。


「ビックリした~?ねぇ、ビックリしたー!?」


満面の笑みで俺に問いかけてくる人は、

ここにはいないはずの

雅紀だった。


翔「ま、ま、ま、雅紀ぃぃぃぃ!!!」


雅「わ、ちょっっっ!!!」


思わず抱き締めていた。この香り、温もり。一気に俺の頬は緩む。
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