ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】
第4章 突然の招待
【シュウside】
一見、普通の人間だ。
でも、こいつの匂いは完全に俺達と同じ。
シュウ「……あんたは気づいてないわけ?」
『………?なにがですか?』
気づくわけないか。
シュウ「………別に。早く寝れば?」
なんで俺がこんなめんどくさいこと引き受けなければならない?
こんなやつ、そこらに野放しにしておいてもいいだろ。邪魔だと思えば排除すればいいだけ。
すとん、と眠りに落ちる。
そして、思った通りにやつが姿を現した。
『喉……かわいた………。違う……。貴方は違う……。わたしと同じ……』
こいつの世話を俺がするとか、めんどくさ。
理性もきかないやつをどうやって世話しろって言うんだ?
シュウ「………ったく」
だから長男なんて嫌なんだ。