《DIABOLIK LOVERS》吸アイ【R18】
第4章 新生活…?
「熱の時の味もいつもと違って美味しいです。
このままユイさんの血を吸い尽くすのもいいかもしれませんね…あははは!」
「もう…だめ…」
吸血を拒む意味でカナトくんを押し返す。でも、手に力が入らなくて押すというよりも触れているようになっている。
一切、吸血をやめてくれる雰囲気はなくて、寧ろがっつくように飲み続ける。
(あ…意識が…)
私はとうとう意識を手放した。
「やっと、大人しくなりましたね。でも、これ以上吸えば本当に殺してしまいます。
また、僕にたくさんの美味しい血を吸わせてくださいね。」
カナトくんは、私の頭を優しく撫でる。